健康経営への取り組み
健康経営宣言
ウチダエスコは「お客さまと働く仲間を幸せにし、ともに成長し続ける」ことを経営理念に掲げています。
私たちは、社員一人ひとりが健康で活き活きと働くことが「働く仲間の幸せ」につながり、これにより生み出されるパフォーマンスが「お客さまの幸せ」に寄与すると考えています。
社会に貢献し成長し続けるためには、社員の健康増進と活力向上が最も重要な基盤であると認識し、積極的に健康経営を推進します。

健康経営の推進体制

健康保険組合および産業医と連携を取りながら、健康推進担当(本部長・事業部長・人事部)が中心となり、社員一人ひとりの健康状態を把握して呼びかけることで、全社的な健康意識の向上に努めていきます。
健康課題
生活習慣病リスクの低減

メンタルヘルスケアの実践

プレゼンティーイズム※の低減

当社では、上記の3つの健康課題に重点的に取り組むことで、社員のパフォーマンス向上、組織の活性化および企業価値向上を目指します。
実績・目標の数値
2027年目標 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | |
健康診断受診率 | 100% | 100% | 100% | 100% |
有所見率 | 60%未満 | 70.1% | 71.0% | 68.2% |
血圧リスク者率 (収縮期⾎圧180以上、 または拡張期⾎圧110以上) | 0.3%未満 | 0.5% | 0.7% | 1.2% |
血糖リスク者率 (空腹時⾎糖200以上、 またはHbA1c8.0以上) | 0.5%未満 | 0.7% | 1.7% | 1.2% |
適正体重維持者率 (BMI18.5%~25.0%) | 65%以上 | 61.5% | 62.9% | 63.7% |
喫煙者率 | 20%未満 | 25.3% | 26.8% | 27.4% |
運動習慣率 (週2回30分以上) | 25%以上 | 21.1% | 19.6% | 19.9% |
ストレスチェック受検率 | 100% | 94.0% | 96.3% | 96.0% |
高ストレス者比率 | 4%未満 | 5.3% | 6.5% | 7.6% |
睡眠で十分な休養が取れている割合 | 70%以上 | 67.0% | 66.5% | 65.6% |
平均勤続年数 | ー | 16.1年 | 16.2年 | 16年 |

内田洋行健康保険組合 キャラクター
「ウチダケンコーかめン」
- ※健康診断およびストレスチェックの結果を集計しています。
- ※血圧・血糖リスクは高危険域の数値を対象としています。
- ※平均勤続年数は7月20日時点の正社員の人数で算出しています。
具体的な取り組み
「健康推進10+1のプログラム」
健康保険組合と連携して、「生活習慣病の発症・重症化予防」を目的に、ハイリスクアプローチの継続により『継続リスク者を減少』に導くと共に、『新規リスク者減少』となるようにポピュレーションアプローチに取り組んでいます。

ハイリスク者へのアプローチ
健康保険組合の保健師との連携体制を整え、ハイリスク者へのアプローチを継続的に実施しています。特定保健指導対象者には健康管理アプリを用いるなど、ICTを活用した保健指導を実施し特定保健指導実施率の向上に努めています。
WEB型健康マイページ
個人別に過去の健診結果や医療費の記録を閲覧できるWEBページを用意しています。そのほか健康コラムや健康保険組合からのお知らせなど、健康に関する情報提供を行っています。

スポーツジムの利用補助
全国に展開する提携スポーツジムを特別価格で利用することができ、居住地や勤務先に応じて最適なジムの選択が可能です。ジムによってさまざまなフィットネスクラスやトレーニングマシンがあるため、複数のジムを使い分けることもでき、それぞれの生活に合ったやり方で健康維持とストレス解消に役立てることができます。
無料歯科健診
健康保険組合と連携し、無料で歯科健診を受けられるサービスを提供しています。全国各地の提携歯科医院で、むし歯、歯周病、歯並び、噛み合わせ、歯垢・歯石のチェックなどを行うことができます。WEB申し込みのため気軽に予約することができ、虫歯や歯周病などの予防と早期発見の助けとなっています。
また、歯科矯正、ホワイトニングなどの審美歯科治療やインプラント治療についての無料カウンセリングを行うことも可能です。
禁煙キャンペーン
健康保険組合と連携し、「UCHIDA禁煙キャンペーン」を行っています。「オンライン卒煙プログラムコース」と「オンライン禁煙外来コース」の2コースあり、いずれも無料で医療資格保持者の診察・面談を受けられ、禁煙薬・禁煙補助剤を配送で受け取ることができます。通院の必要が無いため気軽に禁煙に取り組むことが可能です。

体重体組成計、血圧計の設置
事業所および各営業所に体重体組成計と血圧計を設置しています。体組成計では体重だけでなく、「筋肉量」や「骨量」等の数値のチェックが可能です。

常備薬の設置、セルフメディケーションサービス
事業所および各営業所に市販薬を常備し、急な体調不良等に対応できるようにしています。
また健康保険組合では、オンライン購入サイト(「あなたの薬箱」)で個人で市販薬を安く購入したり、薬剤師に個別に相談できるセルフメディケーションサービスがあります。

インフルエンザ予防接種
集団検診時に、希望者向けにインフルエンザ予防接種を行っています。社内で受けることができるため病院に行く必要が無く、毎年多くの社員が利用しています。
ストレスチェックの実施
ストレスチェックを年に1回、事業所および各営業所で実施しています。このチェックを通じて、社員自身が抱えるストレス状況を把握し、特に高ストレス者には、産業医との面談を提案することで、適切なケアやカウンセリングの機会を提供しています。また、実施後は結果をフィードバックし、制度や取り組みの改善を進めています。
健康相談窓口の設置
健康保険組合で用意されている電話相談窓口では、メンタルヘルスを含む健康にかかわる相談を24時間受け付けています。
メンタルヘルスのカウンセリングを希望する場合は、対面・オンライン・電話のうち希望のカウンセリング方法を選択できるため、無理なく気軽に相談することができます。
また、三大疾病などのサービス対象疾患と診断された方に、評価の高い専門医を紹介する「ベストドクターズ・サービス」も利用可能です。
血管年齢・自律神経バランス測定
一部事業所では保健師立ち合いのもと血管年齢・自律神経バランス測定会を行っています。短時間で完了し、その場で測定結果の説明と保健師からのアドバイスを受けることができるため、自覚症状のない体の不調について気軽にチェックすることができます。

コミュニケーションの促進
社員が発信可能な社内掲示板を設けています。日々のちょっとした気づきや、業務上の情報共有に利用されています。クラブ活動も盛んに行われており、社内外問わず趣味の合う仲間とスポーツや文化活動を通して仕事以外でもコミュニケーションを取ることができます。また、一部事業所ではフリーアドレスが採用されており、普段コミュニケーションの無い部署の社員とも気軽に話すことができるようになっています。

ヘルスケアオフィス
事業所の一部には座ったまま体幹を鍛えることができるバランスボールコーナーがあり、長時間座ったままでいることを避けるため、昇降デスクやスタンディングデスクも設置しています。また、階段を利用した場合のカロリーを表示して、社員の運動を促進しています。

仕事と育児・介護等の両立支援
仕事と育児・介護などの両立を支援する取り組みを行っています。
育児や介護、通院が必要な社員に対して、さまざまな休暇制度、時間単位の有給休暇、短時間勤務、スライド勤務およびテレワークの制度を設けています。
さらには、男性社員の育児休業取得も積極的に推奨しており、ワーク・ライフ・バランスの向上に努めています。
傷病の療養と復職支援
傷病により療養が必要な社員向けに、積立有給休暇や休職、さらに長期間の休職後にはリハビリ出勤を行うなどの復職支援に取り組んでいます。
また、休職中の所得補償として、会社で所得補償保険(LTD制度)に加入しており、給与の一部が補償されるようになっています。