事例紹介校務支援システム スコーレV2
横浜創学館高等学校 様

30年間利用していた当校独自開発旧校務支援システムからスコーレへの完全移行成功

横浜創学館(よこはまそうがくかん)高校が初めて校務支援システムを導入したのは、1980年代後半から90年代かけて。ちょうど校務支援システムが世の中に登場し始めた時期でした。県内でも先駆け的にシステム化に取り組んできた同校は、3年ほど前それまで長年利用してきた旧システムからスコーレへの切り替えを行います。スコーレ導入までの経緯や、導入によってどのような変化があったのか、お話を伺いました。

旧システムの限界を機に校務支援システムの切り替えを検討

当時コンピューター委員長を務められていた森正彦先生

「当時の校務支援システムは、本校だけに対応するオリジナルのプログラムをCOBOL(コボル)で組んでもらうものでした。教育内容の変化に沿ってプログラムを追加・修正しながら30年ほど使い続けたでしょうか」
そう振り返るのは、同校で当時コンピューター委員長を務められていた森正彦先生です。

しかし長年使い続けるうちに、バージョンアップしたコンピューターでは従来のプログラムが作動しなくなったり、指導内容が変わって大幅なカリキュラム変更があったときにプログラムの対応が間に合わなかったりすることがたびたび起こるようになります。生徒数も増加し、システムの限界が徐々に見えてくる中、「今は自校向けにカスタマイズできる教育ソフトも出ているので、そろそろ切り替えてはどうか」というシステム会社の勧めもあって、新しい校務支援システムの検討を開始しました。

現在コンピューター委員長を務める布施朋浩先生

校務支援システムの選定には、校務支援システムの管理・運用を行っているコンピューター委員会の担当教員をはじめ、管理職、入試委員長、総務部長、教務部長などのメンバーが携わりました。パンフレットなどを参考に複数のシステムを比較検討し、3社に絞ってプレゼンテーションを実施。その中でスコーレを選んだ理由について、現在、コンピューター委員長を務める布施朋浩先生は次のように語ります。

「機能はもちろんですが、ウチダエスコさんには何度も足を運んでいただき、熱心に事前ヒアリングを行っていただいた点が大きかったです。本校を知りたいという熱意が伝わってきたんですよね。特に入試に関する情報のシステム化については打ち合わせを重ね、納得のいく動作環境が整うまで何度も相談にのってもらいました」

現在は職員室にある1~3台の端末でスコーレにアクセスできるようになっている同校。成績処理や生徒情報を入力するときは先生方がその席に移動して作業を行っています。担任の先生は個人情報管理や成績管理、コンピューター委員会の担当教員は年度処理を行うなど、各機能へはアクセス制限を設けて運営しています。

効率化で生まれた時間は、学級運営や生徒へ還元

スコーレを導入したことによるメリットは、大きく次の3点にまとめることができます。

見やすい資料が短時間で誰でも作成できる

スコーレの特長の一つは直観的に使える操作性です。グラフなどを使った視覚的にも分かりやすい資料が、誰でも簡単に作成できるようになりました。パソコン操作の知識や技術に左右されずに使えるので、出力する資料にバラつきがなく統一性が持てるようになったのもポイントです。

「入試の時期や年度末などの繁忙期、前のシステムのときは『いったい何時に終わるの・・・?』と言っていたのが、今は『何時くらいには終わりそうだね』と、作業時間の見通しがつくようになりました。以前は食事を取る時間もないくらいでしたが、今はそんなことはありませんね(笑)」(森先生)

あいた時間を生徒に還元

データの管理や資料作成に時間がとられなくなった分、教員として本来やるべき業務に多くの時間を割けるようになりました。 例えば、個人面談や3年生の進路面接練習、小論文添削、学級通信作成、会議・打ち合わせなど、生徒指導や学級運営にかかわる仕事に時間の余裕をもって取り組むことができるようになったといいます。

「残業時間が削減できたという面もありますが、それよりも、授業の準備や進路指導など、より生徒に還元できる業務に時間を使っている先生が多いですね」(布施先生)

生徒一人ひとりの情報管理を正確かつ詳細に

スコーレが管理できるのは定期テストや模試の結果などの「数字」だけではありません。その生徒がどのような1年間を過ごしてきたかといった所見なども、生徒情報として次の年度の担任に引き継ぐことができます。1年次から引き継がれた生徒情報は、受験の際の調査書作成にも役立っているそうです。

「本当に学校のことや教員の仕事を考えて作られているシステムだなと感じています。スコーレを導入したことによるメリットは本当に大きいですね」(布施先生)

完全に切り替えるには「3年」が一つの区切りに

横浜創学館高校がスコーレを導入してから3年目。これから校務支援システムの導入を考えている学校へのアドバイスを伺いました。

「最初の1~2年は、旧システムからのデータの吸い出しがうまくいかなかったり、思わぬトラブルに遭遇したりしました。システムを切り替えた直後だけでなく、そのときに入学してきた1年生が3年生になって卒業するまでの3年間をひとつのローテーションとしてとらえる必要があると思います。その1ローテーションが終わって、初めて切り替えが終わったと言えるのかもしれません。何かトラブルがあったり確認したいことなどがあったりしたときは、ウチダエスコさんに電話で聞いたり、ネットをつないで遠隔サポートしてもらえるので、業務が滞ることはありませんでした」(布施先生)

最近は、大学受験にもさまざまな選抜方法があります。生徒の進路希望や能力に合った指導をするためにも、試験や模試の結果だけでなく、1年次からの指導記録や所見もきちんと引き継げるよう、さらにスコーレを有効活用していきたいと布施先生は語ります。

「将来的には、先生方のパソコン1台1台でスコーレが使える環境を整えていけたらと考えています。一人ひとりの生徒がどのように成長してきたか、どんな長所があるかなどの情報を教員同士でより確実に共有し合えるよう、今後もスコーレの機能を十分に活用していきたいです」

お客様について

学校法人翔光学園 横浜創学館高等学校

【ホームページ】
http://www.so-gakukan.ed.jp/

【所在地】
神奈川県横浜市金沢区六浦東1-43-1

【校風】
文武両道をベースに、最近は進学校として進路指導にも注力。「特別進学」「文理選抜」「総合進学」の3コース。入学から卒業までの間に「偏差値5アップ」をめざすほか、英語教育にも力を入れている。 活発で個性豊か、学業にも部活にも積極的に取り組むイキイキとした生徒が多い。

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