
「会議の準備に時間がかかる」「Web会議で相手の表情が読み取れない」。
こうした課題に対応できる選択肢の一つが、ミーティングボード「MAXHUB(マックスハブ)」です。
MAXHUBはAIカメラ、マイク、スピーカー、Windows 11 Proを搭載したオールインワンの会議デバイスです。
本記事では、XBoard V7シリーズのスペックから、導入事例、そしてMAXHUBの取扱いおよび導入支援・保守サービスを提供するウチダエスコの体制までを解説します。
MAXHUBとは:Windows環境を統合したオールインワン会議デバイスの概要
MAXHUBとは、カメラ、マイク、スピーカー、そしてWindows 11 Proを搭載した、オールインワンのミーティングボード(電子黒板)です。
従来、会議室にはホワイトボード、プロジェクター、Web会議用のPC、スピーカーフォンなどが別々に設置され、それぞれの接続や準備に手間がかかっていました。MAXHUBはこれらの機能を一台に集約し、電源を入れるだけで会議を始められるため、準備の手間を軽減できます。
書く・映す・話すを一台で完結する「オールインワン」の構成
MAXHUBの主な特長は、「書く」「映す」「話す」の3つの機能が統合されている点です。
●書く(電子黒板機能)
滑らかな書き心地を実現し、指での拡大縮小や移動も直感的に行えます。白紙のホワイトボードとしての利用にとどまらず、PCから映したCAD図面・デザインデータ・プログラムコードなどに直接手書きで書き込める点も強みの一つです。書き込んだ内容はQRコードで保存・共有でき、レビューや承認プロセスの効率化につながります。
●映す(プレゼンテーション機能)
ワイヤレスドングルをPCに挿すだけで、HDMIケーブル不要で画面を即座に投影できます。機種により最大9画面または4画面の同時表示に対応しており、複数資料の比較検討を行いやすくなります。
●話す(Web会議機能)
カメラ・マイク・スピーカーが内蔵されており、ZoomやTeamsなどの主要なWeb会議ツールを利用できます。これらが一台で完結するため、会議の準備や進行にかかる負荷を軽減できます。
MAXHUBが選ばれている背景
MAXHUB XBoard V7シリーズなどの主要モデルは、Windows 11 Pro環境を搭載しています。
ハイブリッドワークの定着に伴い、リモート参加者と対面参加者が混在する会議が当たり前になっています。こうした環境では、ホワイトボード・プロジェクター・Web会議用PCをそれぞれ用意するよりも、一台に統合されたデバイスでシームレスに対応できる環境が求められるようになっています。
設計・開発部門では、図面やコードをそのまま画面に映した状態で書き込みながらレビューできる点も、導入の後押しとなっています。Windows 11 Proが本体に含まれているため、ビジネスアプリケーションや各種Web会議ツールをそのまま利用でき、既存のIT管理ポリシーにも準拠しやすいのも特長です。
XBoard V7シリーズの主な機能:カメラ性能と音声技術の概要
XBoard V7シリーズは、AIカメラや音響技術を搭載しています。
会議の品質に関わる「映像」と「音声」の面に対応しており、リモート参加者とのコミュニケーションに役立ちます。
AIカメラによる映像機能
V7シリーズは、AIカメラを搭載しており、広角撮影から発言者へのズームまで対応します。AIによるオートフレーミング機能により、カメラ操作なく適切な画角を自動調整でき、リモート環境下での対話に役立ちます。
「オーディオフェンス」機能による集音制御
音響面では、「オーディオフェンス」機能が代表的な機能の一つです。
会議室内の外部雑音や話し声を低減し、周囲の音が気になるオープンスペースやシェアオフィスでもクリアな音声を届けられます。AIノイズキャンセリング機能も備えています。
導入事例:企業・教育機関における活用の経緯
MAXHUBは、社会福祉法人吉祥会 寒川ホーム様や株式会社パスコ様をはじめ、企業から教育機関まで幅広い分野で活用されています。ここでは、公開されている導入事例をもとに、各現場の課題と導入後の変化を紹介します。
社会福祉法人吉祥会 寒川ホーム様:会議準備の工程を簡略化
社会福祉法人吉祥会 寒川ホーム様では、MAXHUBを導入することで、会議準備の効率化を図りました。
以前は会議開催の準備に時間を費やしていましたが、MAXHUBの導入によりこれらの工程が簡略化されました。電源を入れるだけで即座に会議を開始できるため、突発的な打ち合わせにも対応できます。また、ペーパーレス化が進み、資料共有が容易になったことで、業務効率が向上し、会議の進行も円滑になったという効果が報告されています。
現在は、利用者との面会やレクリエーション活動など、多目的での活用も検討されています。
教育現場:QRコード共有とパームリジェクションによる板書環境の改善
教育現場においても、MAXHUBは授業スタイルの改善に活用されています。
従来の黒板やホワイトボードでは、生徒は板書を書き写す作業が中心になりがちでしたが、MAXHUBでは板書内容をQRコードで共有・保存できます。これにより、生徒のノート作業の負荷が軽減され、授業内容の理解や議論に時間を割きやすくなります。また、手が画面に触れても誤反応しない「パームリジェクション」機能により、黒板と同じような感覚で板書できる点も、スムーズな授業進行を後押ししています。
株式会社パスコ様:技術講習会でのインタラクティブな運用
株式会社パスコ様では、社員向けの技術講習会や研修においてMAXHUBを導入されています。
大規模な講習会では、従来はプロジェクターとスクリーンを使用していましたが、細かい図面や地図データを鮮明に映し出すには限界がありました。MAXHUBの導入により、映像表示の精細さが向上しただけでなく、講師が画面に直接書き込みながら解説を行う運用が可能になっています。
参加者からの質問が増えるなど、研修の進行に活用されています。
まとめ

XBoard V7シリーズは、「書く・映す・話す」の機能を一台に集約したミーティングボードです。Windows 11 Pro搭載によるITガバナンスとの親和性、AIカメラや音響技術による映像・音声品質の向上が、会議環境の整備に役立ちます。
ウチダエスコはMAXHUBの導入から、運用におけるサポートもご相談可能です。お問い合わせください。