天理大学(医療学部) 様
MAXHUB『All in One Meeting Board』導入事例
2023.04.19

高精細な大画面で、臨地実習の代替となり得る リアリティのあるシミュレーションを実現

【MAXHUB導入事例】 天理大学 様

奈良県天理市の中心部にキャンパスを構え、スポーツや文化・芸術、政治・経済など幅広い分野において優れた人物を輩出する天理大学様。看護学科と臨床検査学科の2つの学科から構成される医療学部は、天理大学創立100周年に向けた改革の一環として前身の天理医療大学から天理大学に統合され、2023年の春から新学部として新たな一歩を踏み出しました。他の多くの大学と同様にコロナ禍による授業のオンライン化を経て、2023年度からはすべての授業を対面で実施。大画面を使用した、よりリアルでクリアな映像の提示を実現するため、『MAXHUB「All in One Meeting Board」(以下MAXHUB)』を導入されました。MAXHUBの導入に至った経緯と、導入によって得られた効果を看護学科の幾嶋助教に伺いました。

(2023年3月取材)

※コロナ禍での取材のため、マスクを着用していただいております。


対面・オンラインを問わず、大画面で授業の質を向上

通常の講義だけではなく多くの実習を伴う医療学部にとって、新型コロナウイルス感染症の拡大により、対面での授業や実習が制限されたことは授業の進行にも大きな影響をあたえました。病院や学内で行われる実習も、リモートなどでPCやタブレットの小さな画面を通して見ることを余儀なくされたのです。学生たちに少しでもリアルでクリアな映像を見せたいという思いから、先生方も試行錯誤を重ねられましたが課題は多く残されていました。

「写真や映像は、大きな画面で見てもらうに越したことはないですからね。それができないもどかしさがありました。あと、コロナ禍以降に入学してきた学生は、画面が次々と切り替わるオンラインの授業には慣れているものの、板書には不慣れでついて行けないような傾向が見られました。先生たちは、大事なところは板書をしたいという思いもあるので、学生にも先生にも受け入れられるツールとして電子黒板やそれに近いものがないかを探し始めたのです。そこで見つけたのが『MAXHUB』でした。当時『MAXHUB』を取り扱っていたのがウチダエスコだけだったので、すぐに問い合わせをして対応してもらい、導入に至りました」

看護学科の幾嶋助教

学生と教員双方にとって、効果的かつスムーズな授業に

『MAXHUB』のメリットについては、以下の3点が挙がりました。

大画面にクリアな映像を映すことができる

『MAXHUB』は、55型から86型までのディスプレイサイズをラインナップ。教室や会議室、講堂など、使用する空間や用途にあわせて最適なサイズを選択し、高精細な画像を映し出せます。また、4800万画素の広角カメラを備え、発信者側の空間もワイドに映すことができます。

「広い教室で資料や映像を映し出す際に、後ろの席に座っている学生にもきちんと見えるものが必要だと感じていました。プロジェクターを使ってスクリーンに投影することもできるのですが、細部まで鮮明に見せるのにはMAXHUBが最適ですね。タブレットの小さな画面で見るよりも、しっかり学生に伝わっていると思います」

MAXHUBを教室で使用している場面

画面の共有・資料の提示がスムーズ

どなたでも直感的に使える大型タッチパネルモニターの『MAXHUB』。優れた操作性で、対面でもオンラインでもスムーズに画面の共有や資料の提示ができ、ホワイトボードのように画面に文字を書き込むことも可能です。

「一般的なオンライン会議ツールで画面や資料を共有しようとすると、どうしてもタイムラグが発生してしまいます。ほんの短い時間ではありますが、わりとその時間で学生たちの集中力が途切れてしまうのです。TVのワイドショーのように画面に触れるとパパッと切り替わるようなものを求めていたので、画面転換が素早くでき、提示したいときにサッと資料も提示できるスムーズな動作に満足しています。また、『MAXHUB』はWindows10で稼働しているので、Windowsで作成した資料等がスムーズに映し出せて、PCやタブレットと同じように簡単に操作できるという点も嬉しいポイントですね。さらに板書のように画面に自由に書き込める『MAXHUB』は、まさに理想的なツールです。」

実際に操作している様子

移動・準備が簡単で補助画面としても使える

『MAXHUB』は、高品質なカメラ、マイク、スピーカー、PCなど授業や会議に必要な機能をすべて搭載。大型キャスター付きで移動性にも優れているので、使いたいときに使いたい場所で、すぐに使用することができます。

「講堂で授業をすることがあるのですが、舞台に設置されているスクリーンが見えづらいため、補助画面としてプロジェクターとスタンド型のスクリーンを別途用意していました。ただ、プロジェクターを使用する場合は、プロジェクターとスクリーンを置くためにある程度のスペースが必要になります。『MAXHUB』は大きいし重たいですが、思ったよりもスペースを取らずに置くだけで使用できるので、準備もずいぶんラクですね。理想を言えば、講堂に4台ぐらい置けたら良いなと思っています」

天理大学 講堂

様々な機能を使いこなし、授業をより充実化させたい

今後はどのように『MAXHUB』を活用していきたいか、幾嶋助教に伺いました。

「私が『MAXHUB』を使っている様子を見て興味を示してくださっている先生もいらっしゃいます。『みんなが使えるようになったらすごくいいよね』とも言ってくださっているので、他の先生にもどんどん使っていただければと思います。まずは補助画面や黒板代わりに使ってもいいですし、学生の人数が多い授業では2つの教室に分かれて、同じ内容を『MAXHUB』に映してもいいかなと思っています。また、導入当初の目的としていた映像教材の作成や、シミュレーション教育にも活用していければと考えています」

看護学科の幾嶋助教

お客さまについてCLIENT

天理大学(医療学部)様

天理大学(医療学部) 様

ホームページ https://www.tenri-u.ac.jp/
所在地 〒632-0018
奈良県天理市別所町80-1 別所キャンパス
学部の紹介 看護学科と臨床検査学科の2つの学科から構成される。
2023年4月に、前身の「天理医療大学」から天理大学に統合され、「天理大学医療学部」として新たなスタートを切った。
奈良県内のみならず、全国の医療の現場に求められる人材を多数輩出している。

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