昨年に引き続き、オフィスシステム事業部 第2営業部にて、トナー・インクの販売量に応じて売上金額の一部をワクチンの寄付へ充てるキャンペーン(期間:2025年7月1日~9月5日)を実施し、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)様へ寄付させていただきました。


JCV 様の活動
「世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」様は、未来ある小さな命を救うために、UNICEFと連携し、子どもたちにワクチンを贈っている認定NPO法人です。
世界では1日に4,000人、時間にして20秒に1人の赤ちゃんや子どもがワクチンがないために命を落としています。こうした子どもたちにワクチンを届け、子どもの未来を守る活動「子どもワクチン支援」を行っています。1994年の創設当時、定期的な予防接種が各地に広がり、安価なワクチン購入ができる環境が整いつつあります。しかし、子どもの命を脅かす感染症は、いまだに開発途上国の大きな脅威となっています。JCV 様はUNICEFと連携し、ミャンマーやラオス、ブータン、バヌアツなど様々な国の子どもたちにワクチンを届けています。
また、子どもワクチン支援に限らず、大規模災害によって被災した子どもたちのための支援活動も行っています。

経口ワクチン
これは経口投与によって「経口ワクチン」が接種されるシーンです。
注射ではなく口から飲むことで体に免疫をつけるタイプのワクチンで、痛みがないという特徴があります。注射針を使用しないため、怖さを感じることが少なく、子どもにも安心して使えます。
このワクチンは、医師や看護師でなくても投与できるように設計されています。紛争地や災害の被災地、診療所が不足しており医療が届きにくい地域でも活用しやすく、命を救う大きな力となります。
JCV様は支援国に経口ワクチンも贈り、ワクチン接種活動を支えています。

ワクチン接種率向上を目指して
JCV様はワクチンを「届ける」だけでなくワクチン接種の環境整備も行っております。ワクチンは非常に繊細で、一定の低温度で保管しなければ
効果を失ってしまいます。電力が供給されていない地域や不安定な地域では、冷蔵設備が整っていないことも多く、届いたワクチンが使用できない可能性があります。
そのため、JCV様はソーラー保冷庫の寄付も行っております。太陽光で稼働する保冷庫があれば、電力のない地域や災害時でもワクチンを保管することが可能になります。これは、ワクチンの安定した供給と接種率向上に直結する、非常に重要な取り組みです。



今回の寄付金はワクチンや関連機器に換えられ、現地の子どもたちに届けられます。
当社は『人と社会に寄り添い、持続可能な「働く場」「学ぶ場」づくりに貢献する』企業として、引き続き社会貢献活動およびサステナビリティ活動を推進してまいります。(当社サステナビリティビジョンに関して詳しくはこちら)
参考資料:認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会 様 ホームページ
https://www.jcv-jp.org/
