株式会社アマチャ様は、2007年から埼玉県春日部市で、地域に密着した高齢者福祉サービスを行っています。現在は通所介護事業所の「デイサービス沙羅双樹」を運営。2011年から『絆 高齢者介護システム』(以下『絆』)をご利用いただいています。社長の塩野目 静子様と、「沙羅双樹」所長の塩野目 大様に、『絆』の感想や今後の展望などを伺いました。
(2020年12月取材)
※コロナ禍での取材のため、マスクを着用していただいております。
導入の決め手は「機能とコストのバランスがデイサービスにちょうど良かった」
デイサービス事業は、利用者一人一人の基本情報に加えて、毎回のケア記録を管理する必要があります。アマチャ様では、紙での情報管理が煩雑になったことから、ペーパーレス化を目指して2007年に他社の介護システムを導入しました。しかし、そのシステムは、デイサービスの事業所に必要ない機能も含まれていたため、複雑すぎて使いこなせなかったそうです。また、画面をプリントアウトできないなどの使いにくさや、3年ごとの制度改正で多額のシステム更新費用がかかってしまうことが判明し、システムの乗り換えを決断。当時の社長(現在の会長)だった 塩野目 淳様がウチダエスコに相談して、2011年に『絆』に乗り換えました。
「『絆』を選んだ理由は、デイサービスに欲しい機能がそろっていて、なおかつ他社システムよりもランニングコストを抑えられることでした。小規模の介護事業所にとって、適切なコストで運用できることは何より重要です」(塩野目 静子様)
書類の入力ミス削減と、情報管理の省力化を『絆』で実現
現在、『絆』を主に使っているのは、所長の塩野目 大様をはじめ数名の職員です。『絆』のメリットについてお聞きしました。
「『絆』を使っていて一番良いと感じるのは、パソコンの画面上に表示される項目に入力するだけで、必要な書類をフォーマットに沿って作成できることです。入力すべき項目に抜けやミスがあれば画面上で指摘してくれるので、わかりやすくて助かります。役所に書類を提出した後でミスを指摘されて直すのは手間がかかるので、書類作成の段階でミスを減らせるのは良いですね。 『絆』には過去の書類をすぐに探せるというメリットもあります。利用者様に提供するサービス内容が変わるたびに通所介護計画書を作成しなくてはいけないのですが、過去の通所介護計画書をスムーズに参照できるので、時間を節約できます」(塩野目 大様)
『絆』の使い勝手については、「問い合わせをしなくても自分たちで運用できているので、特に困っていることはありません」と話してくださいました。
「改善点を挙げるとすれば、利用者様の情報を時系列で振り返れるようにしてほしいです。リハビリによって状態が変化したのがいつだったのか、すぐにわかるようになると助かります。今後に期待しています」(塩野目 大様)
クラウドでの運用を開始予定。今後も強固な信頼関係を継続したい
アマチャ様では今後、クラウド型の『絆Core』の運用をスタートする予定です。クラウドの活用についてお聞きしました。
「クラウドになったら、タブレットの導入も考えています。例えば、サービス担当者が集まって、ケアプランについて話し合う会議のときに、タブレットを持って行って、通所介護計画書などを見せられるのは便利ですよね。 ケア記録も、職員が気づいたことを現場ですぐにタブレットに打ち込むことで、情報共有が簡単になりそうです。他にもいろいろなことができると思いますので、これから使い方を検討していきたいです」(塩野目 静子様)
最後に、アマチャ様の今後の展望と、ウチダエスコに期待することについて伺いました。
「今は、積み上げてきた知識や経験をもとに、利用者様により良いサービスを提供できるよう、状況に応じて変化していく時期だと考えています。ウチダエスコは小まめによく対応してくれるので、信頼しています。今後も連携しながら『絆』を活用していきたいと思っています」(塩野目 静子様)
クラウド化によって活用の幅が広がった『絆Core』。アマチャ様の業務にますます役立てていただけるよう、ウチダエスコはサポートを継続してまいります。
お客さまについてCLIENT
株式会社アマチャ 様
ホームページ | https://www.amacya.jp/ |
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所在地 | 埼玉県春日部市谷原3-13-5 |
施設紹介 | リハビリやレスパイトを行うことを目的に通所介護事業所(デイサービス)を運営。「人としての尊厳」を基本理念として、利用される方に健康で自立した生活を送っていただくためのサービスを提供している。 大切にしているのは「笑顔」。利用される方も職員も明るく過ごせるような楽しい場所を目指して、若手職員の意見も積極的に取り入れながら運営している。 |