事例紹介ICT基盤構築
大阪夕陽丘学園高等学校 様

プロジェクターやホワイトボードなど、使う側に負担をかけない機器を厳選。
新しい授業環境で生徒の自発的な学びをサポート。

大阪夕陽丘学園高等学校様では、生徒が自ら考えて学ぶ授業を実現するためにICTを導入。2019年4月入学の1年生全員に配布したiPadと、ホワイトボードや短焦点プロジェクターなどを組み合わせた授業支援のシステムをウチダエスコが担当しました。機器の特徴や重視したポイントなどについて、ICT推進委員を務める西田卓司先生と長谷川誠先生に伺いました。

(2019年11月取材)

導入背景

迅速な対応と密接なコミュニケーションで培った信頼
要望を的確にくみ取った提案がパートナー選びの決め手

ICT推進委員を務める西田先生

大阪夕陽丘学園高等学校様では、学習指導要領の改定や、Society5.0の教育方法の策定といった教育業界の動きを踏まえて、校内にICT推進委員会を発足。生徒が受け身ではなく主体的に学ぶ授業形態への変革を目指し、2017年ごろからICT導入を検討してきました。すでにICTを導入している近隣の学校を訪ねて、必要な設備などの話を聞いて参考にしたといいます。

ウチダエスコと出会ったきっかけは、学籍システムの導入と、教員1人ずつに配布するためのノートパソコンの発注でした。その流れで、校内ネットワークシステムの構築などについても相談するようになりました。
「ウチダエスコは物を納品して終わりではなく、その後の関係もきちんと継続してくれたのが良いところです。トラブル対応などの返答も早いので、信頼できます。今回は初めてのICT導入に不安もあった中で、サポートの常駐員をきちんとつけることまで含めて提案してくれたのが決め手でした」(西田先生)。

施工内容

多くの教員に利用してもらえるように、
「使いたくない理由」が出ない機器を厳選

設備導入にあたっては、使う側に余計な手間をかけさせないことを重視して検討を重ねました。 最終的な依頼内容は、全館無線LANシステムの構築、iPadキッティング、教室への機器導入、常駐員の派遣などです。

スライドレール式短焦点プロジェクター+上下昇降機能付きホワイトボード

エプソン製短焦点プロジェクター
投影位置を移動できるスライドレールと上下昇降機能付きホワイトボード

教室に設置するホワイトボードには特にこだわりました。真っ白ではなくグレーがかった色合いで、照明を暗くしなくてもプロジェクターの映像が見えやすいのが特長です。教員にとっては照明を操作する手間が省けて、生徒にとっては教室が暗くならないので板書がしやすくなりました。けい線の入ったホワイトボードなので、手書きも楽にできます。 新築の校舎では「教員と生徒が分け隔てなく、一緒に授業を作り上げていく」というスタンスを体現するため、教壇を置いていません。そのため、ホワイトボードに書かれた内容が見やすいように、上下に動かせる機能を付けました。

この製品について
エプソンのビジネスプロジェクター  → https://www.epson.jp/products/bizprojector/ エプソンのホームページ  → https://www.epson.jp/

みらいスクールステーション(授業支援機器)

エプソン製プロジェクターのインターフェイスボックス(左)とみらいスクールステーション(右)
iPadの画面がそのまま投影できます

プロジェクター・ホワイトボードとセットで導入したのが「みらいスクールステーション」です。この機器とサーバ、プロジェクターをLANで接続すると、サーバ上の資料をプロジェクターですぐに投影することができます。授業に必要な資料はサーバに保存しておけば、教室にパソコンを持ち込む必要がなくなりました。機器はリモコンだけで操作できるので、誰でも扱いやすいというメリットもあります。

この製品について
みらいスクールステーション  → https://www.mirai-school.jp/ict-education/ 富士ソフトのホームページ  → https://www.mirai-school.jp/

スピーカー

エプソン製スピーカーで音割れもなく聞き取りやすくなりました

校内放送のスピーカーはもともとありましたが、今回の設備導入で新たなスピーカーを追加しました。新しいスピーカーは音割れしないので聞き取りやすく、英語の授業でリスニングをするときにも使いやすいと評判です。

iPadのアプリとこれらの周辺機器を組み合わせ、授業における様々なシーンで活用しています。
・iPadのアプリ「MetaMoJi ClassRoom」を使い、教員がアプリ上の共有シートに書いた内容を生徒側の画面にリアルタイムで表示
・iPadのアプリ「クラスルーム」を使い、生徒の画面を教員のiPadで一括確認
・みらいスクールステーションを使い、教員も生徒も、必要な場面でホワイトボードにiPad画面を投影

ICT推進委員を務める長谷川先生

「設備導入がゴールではなく、その設備を使って生徒が主体的に学ぶことが重要です。導入後は授業の時間以外でも生徒が自発的に問題を解いて質問してくれるようになりました。また、授業中のグループワークがやりやすくなったので、教員と生徒だけでなく生徒同士の学び合いも増えました」(長谷川先生)。

今後の展望

設備導入を進めるとともに、
教員も生徒も楽しみながら使ってもらえるようにしたい

「ICTをさらに活用するため、校内勉強会を行いました。導入した機器の活用事例を校内で共有することで、ICTが苦手な先生方にも『自分も使ってみたい』と思ってもらうのが狙いです。『こういう使い方もできるのでは?』と、先生方にもワクワクしながら機器を使ってもらいたいですね。教員がやる気になれば、生徒もやる気になり、さらに授業が楽しみになるという好循環が生まれますから。勉強会は今後も予定しています」と語る西田先生。未導入の教室にも順次、プロジェクターやホワイトボードを設置する予定で、新1年生にもiPadを配布します。

ウチダエスコに期待することを西田先生にお聞きすると、「さらなるコミュニケーション」という回答をいただきました。

「ICT導入に精通するウチダエスコだからこそ知っている情報を、もっと共有してほしいですね。われわれはその情報を活用して、さらに良い教育環境を作り上げていきたいと考えています。パートナーとして、これからも柔軟な対応をお願いします」

導入した設備をいっそう活用し、進化することを目指して尽力されている大阪夕陽丘学園高等学校様。ウチダエスコはこれからも並走しながらサポートを続けてまいります。

お客様について

大阪夕陽丘学園高等学校

【ホームページ】
http://www.oyg.ed.jp/

【所在地】
大阪府大阪市天王寺区生玉寺町7-72

【特徴】
1939年に設立された大丸洋裁研究所が起源。2005年に大阪夕陽丘学園高等学校と改称し、男女共学化がスタート。2018年からは全コースが共学となった。キリスト教の精神に基づいた「愛と真実」という理念を掲げ、自分の周りの人を手助けする人間性を大切にしている。建学の精神や伝統を守りながら、より良い教育のために最新技術や設備を積極的に取り入れている。

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