CAREER STORY
キャリアストーリーNo.2

入社~1年目

入社してから4ヶ月間は、ビジネスマナー、コンピュータに係る技術習得のため、社内研修及び外部研修をそれぞれ2ヶ月間受講しました。特に後半2ヶ月間は、沼津市内にあるメーカーの研修センターで教育を受けるため社宅生活しつつ、コンピュータの基礎を集中的に学びました。私は、文系学校出身でしたので、教材に書かれてある専門用語、機器の分解組み立てに使用する機材等、初めて目にする事が多かったですが、不明点、疑問に思ったことを同期社員と共有して助け合うことで理解度を深め、エンジニアとしての基礎を習得することができました。

現在の営業所に配属されると、実務経験を学ぶためにOJTで先輩エンジニアに同行してお客さま先の学校に訪問しました。入校時における注意点、お客さま対応、故障機器の復旧方法などのレクチャーを受けました。1年目の後半には先輩エンジニアに同行しつつも、私が主体となって修理対応が出来るまでに成長しました。

2年目

2年目になったころから、徐々にひとりで学校に訪問するようになりました。訪問前の準備や確認を先輩エンジニアにフォローして貰うことで、学校でのパソコン修理やお客さま対応をひとりでもおこなえるようになりました。その場で分からないことは更に電話でフォローしてもらいつつ作業を進めました。

自分で担当の先生にアポイントを取って、車を運転して学校に訪問する。修理が終われば報告書を作成して先生に作業内容と結果を報告する。一つひとつの作業が緊張の連続で成功も失敗も自分の成長が強く実感できる期間でした。

2年目の後半になるころには、一通りの作業を自分で対応できるようになり、徐々にひとつの自治体をメインで対応させて貰えるようになりました。メインで担当することで、お客さまが使用しているコンピュータや利用環境について理解を深められ、より迅速に問題を解決することができました。その結果、学校の先生に名前を覚えてもらえたときはとても嬉しかったことを覚えています。

3年目

3年目は直接の訪問修理だけでなく、営業所内から現場サポートをすることが増えた1年でした。現場サポートの業務は、お客さま先に訪問している作業員から故障した機器のトラブルシューティングなど、技術的な問い合わせがあった際に、電話やTeamsを駆使してフォローすることが主な内容です。電話で聴き取った内容から状況を判断して、的確なアドバイスをすることが難しく、何度も先輩エンジニアに助けていただきました。

そうして対応していくなかで、ネットワークの知識をもっと勉強するべきことや、お客さまがどういった内容で困ることが多いかといったことに気付けました。そうした気付きにより次に自分がお客さま先に訪問した際に、「前回対応してから調子はいかがですか」とお声かけできるようになりました。

4年目

4年目の2021年度は文科省が推進した「GIGAスクール構想」で学校に大きな変化のあった一年でした。パソコン教室のパソコン40台を共有する状況から、児童生徒1人1人にそれぞれタブレットPC1台が配備されたのです。それにより学校で使用するタブレットPCの台数と時間が大幅に増えたことで、先生からの問い合わせも増えていきました。

学校を取り巻く環境の変化に合わせて、営業所としてもタブレットPCの修理をはじめとした業務全体の見直しをおこないました。そのなかで私は社内で話し合った結果を教育委員会の御担当者さまにお伝えし、対応に問題が無いか調整する役目を担いました。これまでの修理作業とは違い、お客さまと一緒に正解を模索しながら進めていく作業は難しくも新鮮なものでした。

修理作業にとどまらず、業務全体を見渡す機会を通して、保守業務をおこなうためにFEに求められている役割や注意点を理解し、多くの学びを得ることができました。

現在…

これまでの経験を活かし、現在は現場サポートやお客さまからの問い合わせ対応を中心に学校で使用している機器の保守業務をおこなっています。訪問が必要な、至急の問い合わせやサーバーの修理が必要な場合は、現地に訪問することもあります。難しい作業にも対応する必要がある為、ネットワークやセキュリティの勉強をして、CompTIA Security⁺の試験に合格することができました。業務知識だけでなく、エンジニアとして日々自分をアップデートできるよう意識しています。

これまで先輩エンジニアからお客さま対応、スキル向上についてアドバイスを頂き、私はここまで成長する事ができました。所属する営業所に新人が配属された際は、いままで私が経験した事をレクチャーしていきたいと思います。そして、ウチダエスコファンを増やせるよう、お客さまへ心のこもったおもてなしの提供に努めます。