完全にハードディスクを消去する方法について(Mac編)
はじめに
使用していたPCの廃棄やリース返却時、情報漏洩対策としてHDDを完全消去する必要がある。単にフォーマットし直すだけでは、HDD復旧ソフト等を使用することでファイルを回復できてしまうからである。WindowsではHDDの情報を完全に消去するためには別途消去用のソフトウェアを準備する必要がある。しかし、Mac OS Xでは標準のユーティリティアプリケーション(ディスクユーティリティ)の機能としてHDDの完全消去機能を備えている。その機能はアメリカ国防総省の規定に準拠するものである。
以下にその手順を説明する。
手順
- 消去対象のHDDをMacに繋ぐ。
- 「アプリケーション」フォルダ→「ユーティリティ」フォルダ→ディスクユーティリティを起動する。

- 消去対象のHDDまたはパーティションを選択する。「消去」タブをクリックする。
- 「セキュリティーオプション」ボタンをクリックする。

- 消去オプションを選択してOKをクリックする。オプションの説明を読んで適切な物を選択する。データの上にデータを 7 回書き込む方法は、磁気メディアを確実に消去することに関する 米国防省( DoD )5220-22-M 規格に準拠したものなので、「7回消去」を選択することが妥当でしょう。35回はやや強迫観念的である。

- 消去を実施する。

利点
Mac
OS X
からデバイスとして認識可能なストレージであれば、それがどのプラットホームで使われていたかに関係なく扱う事ができる。最近はUSB、Firewire
などで接続可能な外部ストレージとしてMac OS
Xで動作しているコンピュータに接続することが一般的であろう。一部のモデルを除いてApple社製のコンピュータはターゲットディスクモードで起動でき
る。ターゲットディスクモードで起動させてしまえば、ただのFirewire接続可能な外部ストレージとして扱う事が可能である。
組織内に1台でもMac OS X端末があれば、HDDを確実に消去することが容易に行えると言える。





